和田屋 wataya

山菜料理の時期につきまして

　　この頃少しずつ山菜料理のお問い合わせが多くなってまいりました。ありがとうございます。白山麓の山菜は三月末～4月いっぱいで、【四月半ば前後二週間が一番種類が多く】出ます。

三月に入ってまいりますと、温かい日も少しづつ出てきて雪は解け始め、春一番の蕗の薹（ふきのとう）が芽を出し、日を追うごとに様々な【地面から出る山菜】が出て参ります。

四月は【木の新芽の山菜】がどんどん出て参ります。若葉色の美しい新緑の季節が、地面から出る山菜（フキノトウ、あさつき、土筆、甘草、蕗、きのした、かたくりなど）、木の新芽の山菜（漉し油、タラの芽、木の芽など）と、どんどん種類が増え調理場は大変になります。(笑)　【山菜多め会席】を召し上がるのならこの時期。

5月のゴールデンウィーク辺りになると、ここら辺の山菜は伸びきってしまいますから、種類もだんだん少なくなって、5月半ば頃でおおよその地元山菜は終わりを迎え、私共は【鮎の季節】に移ってまいります。（その年の気候状態により多少変わってまいります。）

私どもの桜は4月第一週目～二週目で金沢の桜が終わったころに、こちらが見ごろを迎えます。白山さんとその裏の、県の樹木公園の桜は本当に見事です。ご予約も混んで参りますので、少しお早めにお電話下さいませ。（コロナ禍の現在はご宿泊は4組様に止めております。）

お外で深呼吸したくなる季節でございますね。お時間に余裕を持って、ゆっくりの白山麓の春を愉しんで頂けたらと思っております。