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和田屋 女将のつれづれ

お知らせや、山間の生活の中の小さな出来事などをお伝えさせて頂きます。

インディアナ・サトコの花と山菜採り始まる。(笑)

  私の専門は館内に生ける「花採り専門」なのですが、この時期は簡単に採れる「山菜」も少し採って帰って、料理長が使ってくれたり致します。  今日は「甘草(かんぞう)」と「浅月(あさつき)」を。私の採ってきた甘草と浅月は、料理長が刻んでお椀物の中に。大丈夫。自分でも何回も食べていますから安心して召し上がってくださいませね。(笑)

実は自白しますと(笑)、その昔30代の頃、母親と山に花採りに一緒に行っていたころ、母にこれは食べれるとかいろいろ聞いて、「へ~。」「ふ~ん。」と面白そうだから、いろいろ自分で採ってきて食べてみて、お腹壊したことがありまして(笑)、実は「適当に食べることの危険」を身をもって体験済みでございます。(山菜はわかるのですが、キノコは本当に怖いので、「これそうじゃないかなあ・・・」と思っても絶対手を出しません。)

暑くもなく、寒くもない、ちょうどいい時期で、春の山野草がいっぱいある時期の今は、小川の中にもじゃぶじゃぶ入って、愉しい、愉しい。(子供か?(笑))
今日の生け花用の野の花は、大根の花、キンポウゲ、大鳴子百合、野薊(のあざみ)、タチツボスミレ、ホウチャクソウ、踊子草、マムシグサなど、たくさんの種類を採ってまいりました。(この中には毒草と言われるものもありますが、花で生けるには問題ありませんので採っております。)

先日七尾の友人の平田シェフの「ヴィラ・デラ・パーチェ」さんに娘とお泊りに行かせて頂いたら、シェフも近くで摘んでらした、お花や山菜をお料理の中に素敵に使っていらして、とてもよい刺激になりました。(皆様も石川県の七尾市(私共から一時間半ほどです)に行かれることがありましたら是非。素敵なフレンチのオーベルジュです。)

インディアナ・サトコ※(自称)のお山への冒険は今始まったばかりでございます。(笑)

※インディアナ・サトコ(インディアナ・ジョーンズ博士のようなつば付き帽子(似ていないが)をかぶり、「花採り」の為に二日~三日ごとに、白山麓のご近所の冒険の旅に出ている。怖がりで弱虫のくせに一人で意外と大胆な場所にも出向くので、途中怖くなり、木々の間から土人が出てこないかとか、吹き矢が飛んでこなかとかの«妄想»にかられ、せっせといつも逃げ帰っている。最近更年期と歳の為、更に«妄想癖»と«老眼»も手伝い、山から帰るとスタッフに「恐竜が出た」とか「巨大アメーバに襲われた」とか言って、かなり危険な域に達しているらしい。詳しくは女将FBに時々登場しております。

2022年4月16日

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