私共の家屋は起伏のある地形と山に囲まれております関係で、アンテナを立ててもテレビが入りにくく、お部屋によってはほとんど映らないお部屋もございますので、思い切ってお部屋からテレビを外させて頂きました。(Wi-Fiはございます。)
どうぞ、その代わり、朝の小鳥や蛙の声に耳を傾けて頂き、水の音や、風の音、冬には雪が降る音を聞きながら、お好きなご本を片手に読書室(写真のお部屋)で過ごされるのもよし、白山さんをゆっくり昇殿参拝されるもよし、親しい方との夜話にふけるのもよしをお愉しみ頂けますれば幸いでございます。
七代目主人(息子・35歳)と共に、コロナ化を経て、これからの和田屋には何が大切なのかを毎日よく話し合っております。
「お客様は何を求めて和田屋にいらっしゃるのか、私共はお客様に和田屋という器の中でどのようにお過ごし頂きたいのか。」とそのように考えました時に、「日本人の心の故郷(ふるさと)でありたい」という共通な思いが浮かび上がってまいりました。
これからは時代に逆行と思われるかも知れませんが、敢えてテレビは置かない、むしろモノが溢れかえった時代だからこそ「今まで必然と思われてきたモノ」を外した時に、「今まで見えなかったモノ・気付かなかったモノ」が見えてきたら嬉しいなと、35歳の若い社員代表でもある七代目主人(あるじ)と共に、私も若い考え方に習って、これからも学び続け、歩んで参りたいと思っております。 どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
2023年11月15日
Webでご予約頂戴致しましたら仮予約となります。必ず 【和田屋からメールまたはお電話で正式予約確認を致します。】 恐れながら、メールや電話がない場合は、再度ご連絡頂けますれば幸いでございます。